特別な母の日。
「今年は特別な母の日。」
これは父の言葉。
もう随分経ってしまったけど、今年の母の日はちょっと特別。
とても早起きをして、父がお茶を点てて、母が朝粥を作ってくれて。
母の日だけど、別の特別な大切もあった日。
この日に満開になるように。
お花を選んで。
生ける。
芍薬は満開よりもこれぐらいの開きが好きだけど。
でも賑やかな事がお好きな方。
その日に満開になってほしい。
花菖蒲は逞しい男の子。
撫子はかわいい女の子。
密やかに。
今日、改めて自分の発言に赤面した。
私の常に言ってる事。
「ねずみになりたい。大好きな人のために一生懸命働きたい。
そしてポケットに入って、いつも一緒に居たい」
こんな微妙なお年頃の女子がなんて、恥かしい発言を!
常にしています・・・。
とってもわかり辛いけど、ねずみの浮き彫りの御懐紙。
この御懐紙は一番のお気に入り。
これを使うたびに「ねずみになりたいの・・・」発言。
とても大好きでとても尊敬してる方が夢の話をしてくださって。
「そらがとっても可愛い白ねずみちゃんになって、肩に乗って一緒にお買い物に行ってるんだよね。」
すいません「とっても可愛い」は私が勝手に付け足しておきました。
この人、私の普段の痛い発言を知ってるのかと思った!
でもなんとなーく。
とても不思議だけど、きっと自分が常に思ってる事。
人に伝わっていくんだなって思った。
伝わる。届く。
思って願うってきっと伝わる。
誰かを好きな気持ちも。
誰かが笑ってて欲しい気持ちも。
誰かが毎日無事で居て欲しいと思う気持ちも。
同じ空を見上げたいって思う気持ちも。
伝わるんだって思った。
でもこの御懐紙。
デグーの歯形つきだった。
端っこを一噛み。
そうか・・・新しいねずみ柄を探そう。